これから伸びる業界を見ていきましょう。AIの進化が止まりません。これから伸びる業界と衰退していく業界は顕著に分かれるでしょう。昨年末に驚きの発表もあったばかりです。
openAIのChatGPTです。私もbingを活用して日々の生活を快適にしています。先日も外国人が大半を占める医療学会が行われたのですが、ChatGPTの翻訳機能に救われました。
AIを活用した業界を中心に伸びていくのは目に見えています。その反面、AIに代用できる業界は衰退していくでしょう。自分の業界がどの位置にあるのか改めて確認してみてはどうでしょうか。
伸びる業界TOP9

IT
IT業界とは、情報技術(Information Technology)を活用したサービスを展開する企業の集合体です。IT業界には、インターネットやWEB、ソフトウェア、ハードウェア、情報処理サービス、通信インフラなどの分野があります。IT業界の市場規模は約20兆円で、日本のGDPの約4%に相当します。

電子部品・半導体
電子部品・半導体業界とは、電子制御や通信装置の部品を製造する業界です。電子部品・半導体は、家電や情報端末、自動車など多くの機械製品に組み込まれています。
電子部品・半導体業界は、日々トレンドが変わる変化の激しい業界で、顧客のニーズに応える高性能な製品を設計や研究開発する必要があります。最近では、半導体や5G向けの通信部品、EV向けの電源部品などに関連する需要が増えています。

エンタメ
エンタメ業界とは、人を楽しませることを目的とする業界です。映画や音楽、演劇、出版、アニメ、テレビ、ショー、レジャー、スポーツなど、さまざまな娯楽を提供しています。
エンタメ業界で働く人は、制作や運営、企画やマーケティングなどの職種に分かれています。エンタメ業界の魅力は、自分の好きな分野に携われることや、多くの人に感動や笑顔を届けられることです。
エンタメ業界の今後の動向は、ITやAIなどの技術の発展によって、新しいコンテンツやサービスが生まれる可能性があります。

EC
EC業界とは、電子商取引にかかわるツールやサービスを提供している業界です。インターネット上でモノやサービスを売買すること全般を指します。
店舗管理、販売戦略、集客・販促、顧客対応の合計4つの分類に業界を分けることができます。日本国内のEC化率は毎年右肩上がりで、2022年度には約30兆円に達すると予測されています。

倉庫・物流
倉庫・物流業界とは、商品が生産者から消費者に届くまでの過程のうち、運送や倉庫の貸し出しを行うビジネスモデルです。
倉庫業界は、物流の中で主に保管として、近年では流通加工や包装の拠点としても活躍しています。物流業界は、インターネットやECの普及により需要が高まっており、効率化や省人化などの課題に取り組んでいます。

医療業界
医療業界とは、人の命や健康に関わる様々な事業やサービスを提供する業界です。医療業界には、病院や診療所などの医療機関、製薬会社、医薬品卸、医療機器メーカーなどがあります。
医療業界は、新型コロナウイルスの感染拡大や高齢化社会の進展により、医療ニーズが高まっており、医療制度や技術の変化に対応する必要があります。

フードデリバリーサービス
フードデリバリーサービスとは、インターネットやアプリを使って飲食店の料理を注文し、自宅やオフィスなどに配達してもらうサービスのことです。
フードデリバリーサービスの市場規模は年々拡大しており、2019年には4,172億円に達しました。日本で人気のフードデリバリーサービスには、Uber Eats(ウーバーイーツ)、出前館、menuなどがあります。

農業
農業業界とは、農産物の生産・加工・流通・販売などを行う業界のことです。農業業界の市場規模は、2020年には9兆3,000億円に達しました。
農業業界は、人口減少や高齢化などの課題に直面していますが、M&Aやスマート農業などの取り組みで変革を進めています。

宇宙開発
宇宙開発業界は、将来性も高く、やりがいのある仕事が期待できる業界です。世界的には、宇宙産業の市場規模は2019年で約40兆円で、10年後、20年後には100兆円を突破すると言われています。
宇宙ビジネスの市場規模の内訳を見ると、ロケットや人工衛星の製造に関する市場(宇宙インフラ)が約半分を占めています。しかし、近年は人工衛星を活用した通信・放送・観測・測位などのサービス(宇宙アプリケーション)や、宇宙探査や有人飛行などの研究開発(宇宙エクスプロレーション)、さらには宇宙旅行や宇宙資源開発などの新規事業(ニュースペース)も成長しています。

人気企業ランキング

いつの時代も人気の業界は存在しますが、次は人気の企業順位を紹介していきます。
私が子供の頃はパイロットか歯医者になりたいと思っていました。
親が自営業ということもあり、いつの日か企業の道に興味がでていたのを覚えています。
企業をするには営業を勉強する必要があるということで今の職場を選択しています。
大学時代に専攻先していたのは経営科で、大学時代に培ったものを更に活かしたいと思い営業の世界に入っていきます。
数ある営業職の中でも医療系の営業を選択しました。
今後、仕事を選択する方や転職する方は後悔のないように自分自身に問いかけて仕事を選んでみてください。

1位 トヨタ自動車

2022年の人気企業はトヨタ自動車と3年連続の首位となります。
そんなトヨタ自動車の現状をみていきたいと思います。
2021年度の売上高は31兆3795億円。前年比115.3%と好調です。
純利益は2兆8501億円と過去最高です。純利益の前年比は驚異の126.9%となっています。
不動のトヨタ自動車ですが、更に人気が加速しそうです。
売上、利益ともに過去最大の要因は、北米やアジアで自動車の販売数が増加したことです。
また、円安の影響により利益が増大しました。
我々消費者は円安に悩まされていますが、トヨタのような世界をまたにかけている企業は円安をバネに更に成長しています。
私は静岡県の裾野にあるトヨタの新エリアが気になっています。
皆さんもCMでみたことがあると思いますが、都市の名前は「ウーブンシティ」です。
富士山のふもとにトヨタが描いた実験都市が再現されていて、自動運転や最先端の技術が詰め込まれています。

2位 グーグル

2位にランクインしたのは世界を代表する企業、Googleです。
2021年のの業績は29兆6000億円と、1位のトヨタ自動車に2兆円ほど及びませんでしたが、Googleの純利益は約8兆7200億円で、トヨタより約6兆円上回っています。
- トヨタ自動車: 865万円
- Googole :1500万円
年収の差も約2倍で、ネット企業の利益がもの凄いことが分かります。
Googleの主な収益は広告料です。コロナ化ではネットを使うユーザーが急増したため、主な収益先の広告料が増加しました。

3位 ソニー

ソニーグループの2021年度の業績は売上高が9兆9215億円となり、前年比110%です。
純利益は1兆2023億円となり、前年比126%となっています。
人気のある企業は業績がよく、安定を求めている人や最先端の技術に触れたい方には人気が高いでしょう。
ソニーはゲーム、映画、音楽とエンターテイメントに長けている企業です。
以前、国内企業の内部留保の記事をアップしました。ご興味ある方は覗いてみてください。

4位 アマゾンジャパン

Amazonの2021年通期の業績は驚愕の51億円です。1位のトヨタ自動車の1.6倍ほどです。
前年比121%となり、巣篭もり需要で拍車がかかっています。
Amazonジャパンの業績も好調で、売り上げは2.5兆円です。
Amazonに就職したい方は注目していると思いますが、Amazonジャパンの平均年収は約1000万円の999万円となっています。
日本人の平均年収は461万円のため、約2倍以上の水準です。
5位 楽天

5位にランクインした楽天グループも今や日本を代表する企業に成長しています。
楽天グループは楽天市場、楽天銀行、楽天証券、楽天トラベルなど、楽天経済圏を強みに業績を拡大しています。
楽天カードのユーザーは年々増加しており楽天経済圏を構築するためには必要です。
私も楽天経済圏にお世話になっています。
バルセロナの柄がついた楽天カードを作成し、楽天市場の買い物に活用しています。
楽天銀行には株で使用するお金を入金しており、楽天証券で個別株や積立ニーサを購入しています。
楽天のユーザーは巣ごもり需要の影響で更に加速し、投資信託の人気で楽天証券の口座を開設するユーザーが増えています。
伸びない業界

衰退していく業界もあります。押さえておきましょう。
- 飲食業界
- 金融業界
- 航空業界
- アパレル業界
- テレビ業界
AIやロボットの登場により人間から置き換えられる業務が増えていきます。
飲食業やアパレル業界もそうなるでしょう。
テレビ業界も衰退していくことが確実です。
動画配信サービスやYouTubeなどによりテレビを見ることが激減しています。

実際にSNSやYouTubeに費やす時間は増えています
本日のまとめ
皆さんはどちらの業界でお勤めでしょうか?
今後伸びる業界と衰退する業界があります。AIやロボットの成長により人間に置き換えられてしまいます。
AIを搭載したロボットの登場により、日本の産業はより進化するでしょう。今話題のopenAIのChatGPTですが、既に3.5から4に進化しています。
省人化によりコストダウンがはかれ、生産性のアップで売り上げを伸ばすことも出来ます。
人的ミスを減らし品質を高めることも可能です。
ロボット産業も飛躍的にアップしていきます。
今後はロボット業界についても深掘りしていきたいと考えています。

