9月18日(月)は敬老の日です。本日は敬老の日にちなんで、山梨の工芸品を紹介します。甲州印伝を知っている方は少ないでしょう。
甲州印伝とは? 甲州印伝 (こうしゅういんでん)は、山梨県甲府市で作られている革製品の工芸品です。 甲州印伝の特徴は鹿革を用いて、漆(うるし)で模様を付けることです。 この技法を使って鞄や財布、小物入れ等様々な製品が作られています。
先日、甲府駅の土産屋に立ち寄り始めて印伝を手に取りました。漆模様に引き付けられ、鹿革のしなやかさに惚れ込み印伝の購入を即決しました。山梨を訪れるようになり7年ほどが経ちましたが、印伝の話しは聞いたことがある程度で実際に物を手に取るのは初めてでした。

名刺交換の際に、オシャレな柄をした名刺入れを持っている得意先に「名刺入れオシャレですね、どちらの物ですか」と、聞いてみると「甲州印伝ですよ」。山梨訪問一年目にして目を奪われたことを今でも覚えています。
それから約7年が経ち手にする印伝。早く購入しておけばよかったとあれほど後悔したことはないでしょう。ビジネスでも使える商品はたくさん揃っていて、財布、小物入、バッグや眼鏡ケースまで、印伝のオシャレアイテムは多岐に渡ります。印伝のデザインには様々な模様があり、目を奪わるものがたくさん揃っています。日本人の武士道精神にマッチしているのでしょう。

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その他にも自然の力や四季の美しさを想う日本人の心から生まれた模様がたくさん揃っています。小桜、蜻蛉(とんぼ)、青海波(せいがいは)、高嶺(たかね)、梅、小花、花唐草、瓢箪(ひょうたん)、変わり市松、ペーズリー、薔薇など。
日本に馴染んだ模様だけでなく、アメリカを代表する画家、キース・へリングとコラボしています。
キース・へリング

ポップアートの神様といえばアンディ・ウォーホルですが、作品を見るとウォーホルよりもずっとポップでキャッチーに感じられるのがキース・ヘリングです。
キース・ヘリング(1958-1990)は、バンクシーなど今をときめくストリートアートの先駆者としても知られています。カウズのようなアートグッズ化もキース・ヘリングから始まりました。アート作品の値段が高すぎると考えたキースは、誰でも廉価でアートを所有できるようにと、自らのグッズを販売するポップショップを開店しています。
印伝×キースへリング

古より鹿革で暮らしの道具がつくられてきたなかで、印傳屋の遠祖 上原勇七は、鹿革に撥水性をもたらすために漆を塗り、人々が永く使えるようにしました。これが甲州印伝の始まりとされています。

鹿革に、漆付けや更紗の技法で模様を彩る印伝。その組み合わせにより実に多彩な意匠をつくることができますが、キース・ヘリングのアートのような鮮やかな原色の色づかいや、さまざまな形のアイコンが密にランダムに散りばめられたものは、これまで経験したことのないデザインです。
「キース・ヘリングのアートの力を印伝に込め、人々の進む力に」。印傳屋はこれまでの技を見直し、ヴィヴィッドな色彩表現と、タッチを忠実に再現する方法を新たに確立し、アートとの融合を成功させました。
キースへリング コレクション

NY 束入A
価格39,600円(税込)
7月15日発売
F小銭入01(リング付)
価格4,290円(税込)
7月15日発売


NY札入A
価格33,000円(税込)
7月15日発売
サコッシュ
価格37,400円(税込)
7月15日発売



トートバッグ
価格69,300円(税込)
7月15日発売
印伝屋 INDEN-YA

キースへリングコラボ以外もおすすめの印伝商品がたくさんあります。財布や小物入などカテゴリー別に紹介していますのでご覧下さい。印伝屋の公式サイトもありますが、Amazonからの購入だと送料無料でお得です。公式サイトの購入だと1回のご注文につき商品代金が合計22,000円(税込)以上で送料無料です。
財布
カード&名刺入れ
合切袋&巾着
小物
ショルダー&ポシェット
手提げ
甲州 印伝まとめ
山梨といえば武田信玄です。武具にも使われていた甲州印伝をこの機会に購入してみてはいかがででしょうか。今回ご紹介した以外にもたくさんの商品が販売されています。実際に山梨に訪問した際は手に取ってご覧下さい。漆塗りの美しさに魅了されるはずです。
敬老の日におすすめの甲州印伝ですが、漆を使った革製品はお年寄りの方にも喜ばれるでしょう。