【2023年秋開業JR長崎駅周辺】西九州新幹線に夢を乗せて！長崎～新大阪間！？

2024-04-06

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2023年秋にJR長崎駅周辺の商業施設が開業します。長崎駅周辺にはアミュプラザ長崎新館やマリオネットホテルも開業予定で、駅、オフィスビルで構成されます。2022年9月に部分開通の西九州新幹線の窓口となり、全線開業を目的に博多間を開通させます。長崎、佐賀の人口減少は止まりません。JR長崎駅の開業と西九州新幹線の全線開通で明るい未来は待っているのでしょうか。

長崎駅

新幹線開業にあわせて、長崎駅が大変身。駅舎のリニューアル後は、駅前の広場が整備されたり、商業施設やホテル、オフィスなどが入った駅ビルも続々と誕生します。たくさんの人々が訪れ、楽しめる長崎の新たなランドマークになるでしょう。

長崎駅（2022年）
アミュプラザ長崎新館（2023年秋）
長崎マリオネットホテル（2024年初頭）
JR九州ホテル長崎
アミュプラザ長崎本館
JR長崎ビル・オフィス
出島メッセ長崎
ヒルトン長崎

「100年にいちどの長崎」ということで長崎駅周辺が大改造です。長崎駅のフルオープンは2025年を予定しています。

長崎街道かめも市場の気になるお土産は関連記事よりご覧下さい。

アミュプラザ長崎

アミュプラザ長崎新館
開業時期：2023年秋
住　　所：長崎県長崎市尾上町1-1
延床面積:約41,000㎡(地上1～4階、一部5階)
営業面積:約21,700㎡ ※新館・本館・長崎街道かもめ市場3館合計約47,900㎡
駐　　車:自走式立体駐車場(7層8段・収容台数約900台)

アミュプラザ長崎は開業から今年で23年。新館では86店舗の出店が決定しています。そのうち、長崎初出店が39店舗、九州初出店が3店舗、新業態が1店舗です。

アミュプラザ長崎新館出店店舗

長崎マリオットホテル

長崎マリオットホテル
開業時期：2024年初頭
住　　所：長崎県長崎市尾上町1-1※JR長崎駅隣接
延床面積：約20,000㎡
階　　数：地上1階、7階～13階
客　　室：207室
付帯施設：オールデイダイニング、スペシャリティレストラン、バーラウンジ、カンファレンスルーム、フィットネスジム、エグゼクティブラウンジ

アミュプラザ長崎新館の1階と7階から13階に、長崎マリオットホテルが入ります。九州初進出のマリオットホテルとして、2024年初頭に開業予定です。長崎市のランドマークである稲佐山や長崎港、市街地に臨む客室を全207室用意しています。

西九州新幹線

「九州らしいオンリーワンの車両」をコンセプトに、外装にはJR九州のコーポレートカラーである赤を配色、シンボルマークやロゴを配置しています。また、インテリアデザインでは和洋折衷、クラシックとモダンが組み合わされた、懐かしくて新しい空間を表現しています。

西九州新幹線「かもめ」の指定席は車両ごとに座席の色やデザインが異なります。

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全線開業

2022年9月23日に武雄温泉駅から長崎駅間が部分開業していますが、博多を結ぶ全線開業は夢のまた夢です。博多駅から武雄温泉まで列車で行き、武雄温泉駅から長崎駅に向かう際は新幹線へ乗り換え（リレー方式）が必要です。

西九州新幹線は、「全国新幹線鉄道整備法」に基づき昭和48年に「整備計画」が決定された九州新幹線西九州ルートの内、武雄温泉、長崎間を結びました。整備計画に則って開業したのは長崎県だけに留まり、佐賀県は無関心です。なんと佐賀県は地元の一部負担を理由に着工を求めておらず建設の見通しは立っていません。

今後、佐賀県が着工をスタートさせたとしても15年以上の期間が必要とされています。

全線が開業したら長崎、博多間の所要時間は約57分。長崎、新大阪間が約3時間15分と予定されています。長崎、広島間で約1時間54分です。現行の長崎、博多間は乗り換えが必要のため全線開業より30分程長い1時間20分となります。現実は長崎、博多間は1時間20分必要で、更に乗り換えが（リレー方式）必須です。

以前、宇都宮ライトレールの記事でもお伝えしましたが、高齢者の免許返納が急増しています。車がないと移動手段のないお年寄りは増え、病院や買物に行くにも一苦労です。また、利便性を向上させないことには人口が減少している長崎、佐賀の復活はないでしょう。福岡都市圏（約250万人）中国圏（約740万人）関西圏（約2000万人）との交流で人口拡大を目指すしかありません。

人口推移
・長崎県　2025年1,257千人→2045年982千人 △275千人
　　　　
・佐賀県　2025年 785千人→2045年664千人 △121千人